絵本の読み聞かせは何歳から?0歳からの読み聞かせで絵本好きに育てよう

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思考力や想像力、ことばの能力を育むなど、とっても素敵な効果がたくさんある絵本。

「絵本の読み聞かせ、いつから始めればいいの?」、「0歳からでもいいの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

0歳からの絵本の読み聞かせは子供の心を育て、安定させる素敵な効果も。

この記事では、0歳からの読み聞かせの効果と読み聞かせのポイントを解説。

こむぎ

0歳から読み聞かせした我が家の体験談もお話しします。

あかちゃん

さっそく行ってみよう!

この記事の内容
  • 絵本読み聞かせの効果
  • 読み聞かせのポイント

後日レビュー予定

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目次

読み聞かせの効果とは?0歳から読んでも効果ある?

*0歳*読み聞かせの効果4つ
  • 絵本が好きになる
  • 心の安定につながる
  • ことばの発達を促す
  • 集中力を養う

まずは0歳から絵本を読み聞かせた際の効果について解説します。

効果について頭に入れておくと、読み聞かせの際に意識しやすく、より効果的に絵本を読み聞かせられますよ!

こむぎ

読み聞かせの時間がもっと素敵なものになるかも☆

読み聞かせの効果①絵本が好きになる

リズミカルなセリフや、はじめてみるイラスト、気になるフレーズなど、子どもを夢中にさせる要素がいっぱいの絵本。

絵本を親が読み聞かせて楽しい経験を繰り返させてあげると、子どもは絵本に対する好意を持つようになります。

はじめは単なる興味だけで『見ていた』絵本も、いろんな楽しい経験を繰り返すことで『読むこと』自体が楽しく感じるようになります。

絵本が好きになるということは、『読むこと』そのものに対する好意を育てるだけではありません。

文字やことばへの好奇心、将来的には学習意欲へとつながっていきます。

あかちゃん

絵本から得るものは大きいよ。好きになって損ナシ!

効果②心の安定につながる

絵本を読む時間は、大人と赤ちゃんがお互いに意識や時間、気持ちを共有する素敵なコミュニケーションの時間。

赤ちゃんと絵本を読んで過ごす時間は親子の絆を深め、赤ちゃんの心の安定に繋がります。

こむぎ

幼少時の絵本の読み聞かせが心の安定につながることは、多くの研究で示されてるよ。

読み聞かせの時に赤ちゃんの様子を見て質問してみたり、声色を変えてみたり、目を合わせたりしてみましょう。

すると赤ちゃんもそんな大人に反応して、笑い声をあげたり、こっちを見て次のページを急かしたり。

赤ちゃんによってはじっと集中して絵本を見ているかもしれませんね。

このような心地よいやりとりの中で赤ちゃんは愛情を感じていきます。

絵本を通じて心が安定することで、自己肯定感の高まりも期待できますよ。

効果③ことばの発達を促す

絵本の読み聞かせは、赤ちゃんがことばに触れるきっかけになりますよね。

赤ちゃん向けの絵本はオノマトペ(擬音語や擬態語など)を使っていたり、韻を踏んでいたりしてリズムよく読めるものが多いです。

単に言葉かけの機会になるだけではなくて、ことばへの興味がそそられるようになっているんですね。

ことばへの興味が湧き、ことばをよく聞いて理解していくと、初語の表出や1歳半以降の語彙の爆発期(語彙がとっても増える時期!)に繋がります。

また、絵本は指差しのきっかけ作りにも大活躍!

あかちゃん

指差しは…ことばのはじまり!

小さい頃の指差しの回数が多いほど、後のことばの理解や語彙数に良い影響を与えることが分かっています。

ぜひ0歳から絵本を読み聞かせて、ことばの発達を促しましょう!

コチラも読んでみてね

効果④集中力を養う

まだ生まれたばかりで、語彙の少ない赤ちゃん。

読み聞かせられながら絵とことばを結びつける作業は、あかちゃんの脳にとって刺激的な活動です。

まだ物語の流れは追えないので、短い絵本から始めてみましょう。

その子が興味のある、夢中になれる絵本を選んであげることで、赤ちゃんはグッと集中できちゃいます。

毎日の積み重ねで、少しずつ長い絵本が読めるようになっていきますよ!

読み聞かせをする際のポイント

絵本を読み聞かせる際に私が意識しているのは以下の4つです。

*0歳*読み聞かせのポイント
  • 機嫌が良い時に、集中できる環境で
  • オーバー過ぎない
  • 赤ちゃんの反応に合わせる
こむぎ

参考にしてください♪

機嫌のよい時に、集中できる環境で

赤ちゃんが機嫌のよい時に絵本を読むのはもちろん、なるべく絵本に集中しやすい環境にしてあげましょう。

0歳の赤ちゃんは、視覚も聴覚も未熟です。

イラストと背景の区別がつきやすいようなはっきりとしたイラストの絵本を選んだり、静かで落ち着いた環境で読んであげることで絵本に集中しやすいです。

絵本の選び方についてはこちらの記事で解説しています。

あかちゃん

0歳のおすすめ絵本も紹介してるよ♪読んでみてね。

オーバー過ぎない

絵本に興味を持ってもらいたいがあまり、オーバーに読みすぎるのは逆効果。

絵本そのもののイラストやセリフよりも、大人の反応が気になって絵本に集中できなくなってしまいます。

自然な抑揚をつけて、落ち着いて読んでみてください。

こむぎ

楽しげにね♪

抑揚をつけたり、絵本に合わせて声色を変えるのが苦手…という方は、オノマトペ(擬音語・擬態語など)の良く出てくる絵本や文章のリズムが良いものを選ぶのがおすすめ。

リズミカルな面白い語感はそれだけで赤ちゃんの興味を引きやすくします。

赤ちゃんの反応に合わせる

絵本を読んでいると赤ちゃんが笑ったり、指を差したり、手を伸ばしたりと色々な反応をします。

赤ちゃんの反応に合わせて、コミュニケーションを取ってみましょう!

赤ちゃんが笑ったら「面白いね」「にっこりだね」、じ~っと集中して見ているときは「気になるね」「ウサギさんがバァしたね」などと実況中継してあげるのも良いと思います。

こむぎ

文章が長くて飽きちゃうときは、短くアレンジするのもアリ!

月齢が上がって手が伸びるようになったら、触りたくなるような穴あき絵本や仕掛け絵本を読んであげるのもおすすめです。

赤ちゃんの反応を引き出して、親子のコミュニケーションをより楽しんでくださいね。

我が家の読み聞かせ

ここからは、我が家の読み聞かせの歴史(?)をご紹介します。

初めての読み聞かせ:2ヶ月~

まずは日中ご機嫌で起きているときに、『しましまぐるぐる』で絵本デビュー。

絵本の説明のとおり、目から20cmくらい離れたところにおいて反応を見ていると、じ~~~~っと見ていました。

始めて見せたときは10秒くらい見ただけで、その後は注意が逸れてしまいました。

あまり疲れさせるのも良くないと思い、1日1回機嫌のよい午前中に数分程度みせるだけ。

絵本を見せてからはじめの1ヶ月は数冊見せてみましたが、反応が良かったのは『しましまぐるぐる』のみ。

こむぎ

その他の絵本ではあまり反応しませんでした。

3ヶ月頃には絵本で笑うように

見せはじめて1ヶ月くらいすると、絵本を見る時間が少しずつ長くなりました。

こむぎ

はじめは数秒だったのが、ページを変えながら2~3分くらい楽しめるようになったよ。

このタイミングで読み聞かせを始めたのが『もいもい』と『じゃあじゃあびりびり』、少し遅れて『きらきら』。

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3ヶ月頃から絵本を見て声を出して笑えるようになり、読む大人もとても嬉しくなったのを覚えています。

特に反応が良かったのは『じゃあじゃあびりびり』。

音が面白いのか、大人が読んであげるとキャハハと笑っていました。

こむぎ

生後半年頃までは、ここまで紹介した4冊を繰り返し読み続けたよ~

毎日1~3回はこちらから絵本を見せてあげるようにして、じっと見ていたり、嬉しそうにしたときだけ読み聞かせます。

こむぎ

読み始めても集中していないときは、すぐやめてたよ。

絵本を読む時間はその都度1~10分程度とバラバラでした!

3~4ヶ月頃から、次第に息子は絵本を読み終わると泣いたり、唸り声を出したりして「もう一度読んでほしい!」とアピールするように。

この頃にはすでに絵本が好きになっていたと思います。

半年頃からページを捲るように

半年頃からは絵本に手が伸びるようになり、掴んで舐めたり、かじったりするように。

ある日ふと、ボードブックの端を少し浮かせて捲りやすいように誘導すると、自分で捲れたんですよね。

何度か捲る動作を繰り返した後、本人がページを捲るまで待つ…を繰り返していると、自然と自分で捲るようになりました。

こむぎ

まだ指先が器用ではないので、ページの端を浮かせる手助けはしてます。

どんどん捲るので動作が楽しいだけかと思いきや、気になるページで手を止めているので本人なりに読んでいるよう。

どのページに興味があるのかわかりやすいので、子どもに捲ってもらうのも面白いですよ。

こむぎ

紙の絵本も捲りたがるので、手を切らないように注意してくださいね。

この頃からいろいろな絵本に興味を示すようになったので、絵本の数を増やしてます。

ただ本人なりに好みがあるようで、中でもお気に入り4~5冊をローテーションで読んでました。

こむぎ

多い時で1冊を10回繰り返し読むこともあって、ちょっとツラカッタ

あかちゃん

お気に入りに特に傾向はナシ!『気に入ったものがお気に入り』!

特に読んだ、せがまれ絵本はこちら

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1歳近くなると…絵本に向かってバイバイ

1歳近くになると歩けるようになり、自分で本棚から絵本を選んでいました。

こむぎ

体力もついてきて、何冊も読めるように。
30分以上読み聞かせをしていると、さすがに大人も疲れますが…

同じ絵本を一度に繰り返す回数は2~3回になり、その分いろいろな絵本を読むようになりました。

ストーリーのある少し長めの絵本も飽きずに読みます。

何度も読んでいる絵本はその先を期待して笑ったり、指差しをしたり。

私も本人の反応に合わせて読み方を変えてみたり、質問をしてみたりと、絵本の読み聞かせの幅が広がりました。

こむぎ

「バイバイ」は、絵本でできるようになったんですよ。

バイバイはこちら

あかちゃん

最後のページでバイバーイ!

「ハーイ」は、こどもちゃれんじとこちらの絵本で1歳前にできるようになりました。

ハーイはこちら

あかちゃん

もいもいが「ハーイ」!
手を挙げるページが出てくるよ

また、色々な絵本に触れてほしいと思い、この頃から地域の図書館を利用するようになりました!

こむぎ

毎回10冊ほど借りてます。
一度しか読まない本も多いけど、たまに大ヒット絵本に出会えるよ!

あかちゃん

図書館で出会った『のりたいな』大好き♡

0歳から絵本を読み聞かせした結果…

0歳から絵本をたくさん読んだ我が家の息子。

読み聞かせを続けて今はどうなったのか?1歳頃の息子の様子をお伝えします。

絵本が大好きになる

絵本をたくさん読んできた結果、息子は順調に絵本好きに育っています。

毎朝起きてから絵本を引っ張り出して、読んで読んで!と持ってきてくれるところからはじまります。

あかちゃん

おはよう!読んで!

絵本を私が受け取ると、くるっと向きを変えて私に座ってスタンバイ。

読み聞かせるととっても楽しそうにニコニコしています。

なにかと余裕のない朝ですが、可愛いのでちょっとだけ読んであげています。

こむぎ

このまま『読むこと』や『ことばへの興味』が育ってほしいな~。

バイバイやいないいないばぁの理解が進む

絵本を見て『バイバイ』や『いないいないばぁ』が上手になりました。

普段から促してもいましたが、絵本でも何度も繰り返していたおかげかなと。

絵本は赤ちゃんが分かりやすいようなイラストや仕掛けで描かれているので、生活の中の動作の習得にも優れています。

こむぎ

動作の一瞬を切り取って特徴的に描かれているから、赤ちゃんにも分かりやすいよね。

熱心に読んでいる様子からも、たくさんのことを学んでいることが伝わってきますよ。

1歳を過ぎて、これから

1歳からは、ワールドライブラリーを利用する予定です。

ワールドライブラリーパーソナルは、世界各国の人気絵本が毎月自宅に届くサービス。

飛び出す絵本や仕掛け絵本も準備されていて、書店で購入するよりお得に手に入ります。

あかちゃん

月額1,300円で、世界の絵本が届くよ!

こむぎ

図書館では借りられない絵本が届くのも嬉しい☆

私はすでに申し込んでいて、配本待ち。

何冊か読んでからレビューを書こうと思います♪

あかちゃん

楽しみだなー!

\ こどもの世界を広げよう /

まとめ

0歳さんの絵本の読み聞かせの効果とポイントについて解説しました。

赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは絵本が好きになるだけではなく、子供の心を安定させる効果があります。

難しく考えなくても大丈夫。

赤ちゃんの反応を見ながら、楽しそうに読んでみるところから始めてみてください。

お気に入りの絵本と一緒に、楽しい親子の時間を過ごしましょう!

\ こちらも読んでみてね /

参考:「絵本の読み聞かせ」の効果の脳科学的分析웬―NIRSによる黙読時,音読時との比較・分析―

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この記事を書いた人

こむぎのアバター こむぎ 言語聴覚士・公認心理師

1児のワーママ。
息子が幸せになれるように、との願いを込めてのんびり知育を始めました。
赤ちゃんや子どものことばや心をくすぐる遊び、おもちゃや絵本などの知育情報を発信します。*SNS準備中*

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