0歳の買ってよかった絵本♪言語聴覚士が選び方のヒントも教えます

「我が子を絵本好きにさせたい！」

そう思う親御さんも多いのではないでしょうか？

私も息子を絵本好きに育てたくて、小さな赤ちゃんの頃から毎日読み聞かせを行っています。

今回は０歳の頃に読み聞かせをした絵本の中から、実際に読んで「買ってよかった！」と思えたものをご紹介。

絵本の選び方も併せて解説します。

早くおすすめ本が知りた～い！という方は、こちらからドウゾ。

0歳絵本の選び方

絵本は子どもにとって、ことばの発達だけでなく、想像力や集中力を養う効果があります。

さらに、幼少時から絵本を読み聞かせを行うと、子どもの心の安定につながることが近年の研究で示されています。

0歳のうちから絵本を通して親子の絆を深め、子どもの能力を引き出してあげたいですね。

赤ちゃんは脳が未熟なため、絵本の難易度が高すぎると疲れてしまったり、飽きてしまったりして絵本を楽しむことができません。

シンプルで見やすいイラストを選ぶ

赤ちゃんは視空間認知が未熟で、絵と背景の区別や、形の弁別がまだ上手ではありません。

複雑で要素の多い絵だったり、背景とイラストの境界線が曖昧な絵よりは、シンプルで見やすい絵の方が見やすいです。

コントラストがはっきりしているものを選ぶ

上記と同じ理由で、コントラストがはっきりした絵本が良いでしょう。

特に月齢が低いうちは色の認識もおぼろげなので、黒、白、赤などの色を選ぶとよく見てくれます。

見やすい絵を選んで、赤ちゃんの視る力に良い刺激を入れてあげたいですね。

リズムの良い文章を選ぶ

リズム感があって楽しい語感は、赤ちゃんがことばに興味を持つきっかけになります。

オノマトペ（擬音語・擬態語など）などの面白い音の響きが使われていたり、リズムよくすいすい読める絵本がおすすめ。

＼　コチラも読んでみてね　／

ボードブックを選ぶ

0歳さんは何でも口に入れたり、触ったりして世界を確かめる時期。

絵本に親しんでもらうためには、好き放題触らせてあげたいところ。

絵本を掴むことができるようになる6ヶ月頃からは、特にパクパクペロペロしちゃいます。

その時期に購入する絵本は、破れにくくケガをしにくいボードブックを中心にすると良いですよ。

大人も楽しめるものを選ぶ

時には大人（私）の好みで選びます。

赤ちゃんは気に入った本を何度も何度も読みたがります。

その際に自分も楽しめる本にしておくと、心がラク！

何を買っても結局、気に入るかどうかはその時の赤ちゃん次第です。

大人の好みで本を決めるのもアリですよ♪

実際に読んだ！買ってよかった絵本はコレ！

それでは、おすすめできる絵本をいくつか紹介していきます！

ご紹介するのは全て実際に読んだ本ばかり。

息子の反応を☆で表してみましたので、よかったら参考にしてください！

～6ヶ月

寝返りができるようになるまでのこの時期の赤ちゃんには、ファーストブックにもぴったりな数冊をご紹介。

じゃあじゃあびりびり

犬やラッパなどのイラストに合わせやオノマトペで、絵も音も楽しませる絵本。

はじめて見せたのは生後3ヶ月頃でしたが、息子は読み終わると唸り声をあげて「また読んでほしい！」と意思表示するほどでした。

なぜかたまに赤ちゃんが泣いているイラストのページで息子も泣いてましたが、しばらくすると慣れてました。

生後半年くらいまでキャハハ！と大ウケしていた絵本。

ファーストブックにオススメです。

しましまぐるぐる

とにかくじ～っとよく見ていた絵本。

コントラストのはっきりした配色で、赤ちゃんの視線をひきつけます。

『しましま』や『ぐるぐる』を中心としたイラストに、可愛い魚や動物のイラストもGOOD！

まだ視力のよくない2ヶ月頃からよく見ていて、さすが人気の絵本だな～買ってよかった～！と思いました！

あまり笑ったりはしないんですが、息子は好きみたい。

1歳になる今でも引っ張り出して読んで欲しがります。

もいもい

不思議な形の『もいもい』が小さくなったり大きくなったり、いろんな形に変わったりする絵本。

こちらも生後3ヶ月頃からよく見てくれていました！

セリフがほぼ『もいもい』なので、イラストに合わせて抑揚をつけて読んであげてみてください。

赤ちゃんの反応がさらに良くなりますよ♪

きらきら

こちらは息子が本当によく読みよく笑った絵本！

白黒の静止ページとキラキラで動きがあるページが交互に出てきて、赤ちゃんの「次は何かな？ドキドキ！」を引き出してくれます。

物語はありませんが、最後のページに向かってイラストの星の動きに盛り上がりが出てきます。

部屋の灯りや反射、ペットボトルの水など、キラキラしたものが気になる赤ちゃんに向いている絵本かも。

6ヶ月ごろ～

この頃になると首が座って視力も発達してきているので、ますます絵本が楽しめますね！

興味のあるものに手が伸びるようになっているので、穴あき絵本や簡単な仕掛け絵本もおすすめです。

もいもいどこどこ？

先ほどご紹介したもいもいの絵本より細かい絵が多く、もいもい以外のイラストも使われています。

穴あき絵本で、もいもいが隠れているのを探したり、指でイジイジも可能。

他の絵本より値段が少し高いのが気になりますが、ハマれば最高の絵本です！

いないいないばぁあそび

『いないいない…』の手の仕掛けを捲って、『ばぁ！』を楽しめる仕掛け絵本。

かわいいキャラクターがページいっぱいに大きく描かれていて、『ばぁ！』のインパクトも◎。

息子には8ヶ月頃に仕掛けのページの捲り方を教えたところ、すぐに自分で捲れるようになりました。

仕掛けをめくるのに合わせて『ばぁ！』と言ってあげると、嬉しそうにケタケタ笑っています。

何度も何度も読みたがる、せがまれ絵本です。

同シリーズのこちらもおすすめ！

ごぶごぶごぼごぼ

ちょっと変わったオノマトペが楽しい絵本。

表紙だけでなく中もシンプルな絵なんですが、セリフが付くとイラストに動きが見えてくるから不思議。

ところどころページに穴が開いています。

私はこの穴から指を出して見せて、『ぐるぐる』『ニョキニョキ～』など指の動きに合わせたオノマトペを聞かせていました。

結構ウケるのでおすすめです。持っている方はよかったら試してみてください！

ぶるるん

コントラストのはっきりした配色が特徴のSaaayの絵本。

見やすい絵とおもしろいセリフで、低月齢から楽しめる絵本です。

淡い絵に反応がイマイチな子や、絵本デビューして間もない子におすすめ。

息子はこの絵本の電車とバスのページがお気に入りで、そこばかり捲って繰り返し読んでいました。

同シリーズ『にこにこ』や『がおー！』は、より低月齢さんにおすすめ。

『ぶるるん』は、”Sassyのあかちゃんえほん”の中ではイラストの数もことばも多めです。

同シリーズのこちらもおすすめ！

ぽんぽんポコポコ

動物や男の子がお腹をぽんぽん叩いて踊ります！

かわいくて見やすい大きなイラストと、言葉の響きが面白い絵本。

同じセリフを繰り返して絵本が進むので、テンポよく読めますよ。

お父さんが赤ちゃんのお腹をポンポンするページも出てくるので、パパと赤ちゃんのコミュニケーションにもおすすめです。

9ヶ月ごろ～

絵本に慣れてきた9ヶ月頃からは、少しストーリーのある絵本にも挑戦してみてください。

三項関係も成立してくるので、より絵本を一緒に楽しめるようになってきます。

お座りが安定し、手先も少し器用になってきているこの時期からは、自分で触りたくなるような仕掛け絵本もおすすめですよ。

ぺんぎんたいそう

私の好みで買ったこの絵本。

2匹のペンギンが羽やお尻をフリフリして体操する様子が描かれています。

残念ながら自分から読んで～と持ってくることはあまりないんですが（泣）、読むと喜んではくれるので…ヨシ！！

ペンギンのイラストに合わせて同じ動きをして見せると、ニヤニヤしながらこっちを見てくれます。

のりたいな

色鮮やかなカラーと大きな乗り物のイラストが目を引く絵本。

見開きでバーン！と乗り物が描かれています。

細かいところまで表現されていますがリアルすぎず、貼り絵の柔らかい印象も素敵で、ずっと見ていても飽きません！

文字も多すぎず少なすぎず、「のりたいな」から始まるセリフでテンポよく読めます。

作者の方がお住まいなんでしょうか？神奈川県藤沢市の乗り物が何種類か出てきます。

神奈川県藤沢市に縁のある方はぜひ手に取ってみてください♪

おひさまさんさんおはようさん

ストーリーのある絵本をはじめるのにおすすめの絵本がこちら。

オノマトペや文字数など読んだ時のリズム感が良く、ことばへの興味を引き出せそう。

お天気を題材にしているので、朝読んだり、窓の外を見てお天気を確認したりと、読む側でいろいろな工夫ができるのもおすすめポイント。

イラストも可愛いので、ぜひ手にとって読んでほしい1冊です。

に～っこり

赤ちゃんが”に～っこり”する場面を集めた絵本。

「ぎゅっ」や「ちゅっ」をする場面が出てくるので、読みながら子どもとコミュニケーションを取るのにおすすめな絵本です。

イラストが可愛く色使いも明るいので、楽しい気分で読める1冊。

『おやすみ～』や『おいし～い』の本もあるので、シリーズで集めてみるのも良いですね。

ころりん・ぽい！

指差しの練習用に購入した絵本。

中の仕掛けをコースにそって転がせます。

息子の場合は人差し指を動かす練習に9ヶ月頃から一緒に遊んでいて、11ヶ月頃には自分で動かせるようになっていました。

3冊セットで購入したんですが、中でもこの本がいちばんウケが良かったです。

3冊セットはコチラ

指差しの練習で絵本を選ぶのもおすすめです。

下の記事で指差し練習のおすすめ絵本について紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね。

＼　コチラも読んでみてね　／

ロングセラーも読んでみた！息子の反応は

ずっと愛され続けているロングセラー絵本も、もちろん読んでます！

実際の我が家の息子の反応を簡単にまとめてみましたので、参考にしてくださいね。

いないいないばあ

だるまさん『が・の・と』シリーズ

いちばん好きなのは『と』

その他に息子が好きな絵本の紹介

その他にも反応が良くて何度も読んでいる絵本は、まだまだあります！

おすすめできる絵本を簡単に紹介していきますね。

ダイソー出版『いろのえほん』

＼　その他のダイソー絵本はこんな感じ　／　

ぱんだちゃん

らっこちゃん

ぷしゅぷしゅへんしんな～んだ？

まとめ

0歳さんおすすめの絵本をご紹介しました。

絵本を読み聞かせることは、ことばの発達だけでなく、親子の絆を深め、子供の想像力や集中力を養う大切な時間です。

0歳からたくさんの絵本を読んで、素敵な時間を過ごしましょう。

一緒に楽しみながら読むことで、きっと絵本が好きな子になりますよ！

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